ヘカテ神 【ギリシャ神話】

ヘカテ神(Hekate)
ヘカテ神(...しん)。ギリシャ神話に登場する女神。ペルセスと女神アステリアの娘。アルテミス(ディアナ)女神、セレネ女神と同じように月と結び付けられるが、ヘカテの月は「邪な月」である。女性の持つ三つの面では「処女」、「母(妻)」、「老婆」の老婆。また、アルテミス神やセレネ神との同一視も見られ、月、女性の3面全て(あるいは月、女性の3面のそれぞれの内に見られる否定的な面)を司るともされる。夜の暗闇、暗闇の恐怖の女神。「邪な魔術」の女神。身体に蛇を巻きつけ、月の三つの相を示す「三つの顔」を持った姿、あるいは「三つの身体」を持った姿で描かれる。三叉路と結び付けられる。
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