魔術書 [ 魔術書ライブラリー ]

魔法入門 カバラの密儀

「魔法入門 カバラの密儀」。W.E.バトラー著。魔術の入門者向けの本です。魔術の感覚に慣れていないと少し難しいところもありますが、全体的には初心者でも十分に理解出来る内容になっていると思います。ただ、この本を読む前にカバラ(生命の樹)や心理学(ユング)に就いてはある程度知っておいた方が良いと思います。翻訳時に選択されている訳語が少し姫には合いませんが、これから魔術を始めようと思っている人にはおすすめの一冊です。
【★★★★☆】【魔術】【入門者向け】【基礎】【必読】

  • I 魔法 ― その儀式・効力・目的
    • 第1章 定義と概観
    • 第2章 人格
    • 第3章 魔法の根拠
    • 第4章 魔法の道具立て
    • 第5章 エドムの王たち
    • 第6章 召喚と降霊
    • 第7章 磁気の魔法
    • 第8章 魔法のイメージ
    • 第9章 入門儀礼(イニシエーション)の魔法
  • II 魔法使い ― その訓練と仕事
    • 第1章 概観
    • 第2章 魔法使いの訓練
    • 第3章 魔法の鍵
    • 第4章 魔法の儀式
  • 付論A 弛緩と呼吸の訓練
  • 付論B 追儺の儀式
  • 付論C 「中央の柱」の訓練

魔法修行 カバラの秘法伝授

「魔法修行 カバラの秘法伝授」。W.E.バトラー著。魔術の基本的な修行に就いて書かれている初心者向けの入門書です。坐法、呼吸方法、視覚化、瞑想、アストラル体投射、生命の木、生命の木の使い方など、魔術を本格的に始める前に必要な事が一通り書かれており、この一冊を読めば魔術の力の使い方、コントロール方法が分かる内容になっています。これから魔術を始めようと考えている人には手始めの一冊としてはおすすめです。本文は全体的に手紙のやり取り形式で書かれています。
【★★★★☆】【入門者向け】【魔術】【訓練方法】

魔術 理論篇

「魔術 理論篇」( Amazon.co.jp )。デイヴィッド・コンウェイ著。理論篇と実践篇の2冊の内の理論篇の方です。この書は魔術の知識が無くても読めるようになっています。使われいる言葉も難しく無く、初心者には最適の魔術入門書だと言えると思います。この本は実践篇と合わせて姫も魔術に関心を持ち始めた初期の頃に読みました。
【★★★★★】【魔術】【入門者向け】【基礎】【必読】

  • 序文 コリン・ウィルソン
  • 第1章 魔術と自然法則
  • 第2章 魔術の宇宙
  • 第3章 世界と魔術師
  • 第4章 視覚化と魔術師の修行
  • 第5章 儀式の意味

魔術 実践篇

「魔術 実践篇」( Amazon.co.jp )。デイヴィッド・コンウェイ著。理論篇と実践篇の2冊の内の実践篇の方です。理論篇からの続きなので理論篇を読んだ後に読むと良いと思います。簡単な儀式魔術の準備と実践方法が書かれており、魔術を実践したいと言う人にはおすすめです。本の最後には付録があり(秘薬の処方箋、魔術書体、オカルト人名録)、多くのページを割いています。
【★★★★☆】【魔術】【入門者向け】【実践書】

  • 第6章 準備
  • 第7章 親儀式
  • 第8章 アストラル体投射
  • 第9章 呪符魔術
  • 第10章 予言の術
  • 第11章 悪霊についてのひところ
  • 第12章 魔術をやる三つの意図
  • 第13章 死、そして生の意味
  • 第14章 高等魔術の道
  • 付録

黄金の夜明け魔法大系 4 召喚魔術

「黄金の夜明け魔法大系 4 召喚魔術」( Amazon.co.jp )。イスラエル・リガルディ著。召喚魔術に就いて書かれた本です。「黄金の夜明け魔法大系 4 召喚魔術」に就いては [ 黄金の夜明け団系の魔術書 ] にある同項目を参照。
【★★★★☆】【魔術】【召喚魔術】【実践書】

現代魔術大系 5 高等エノク魔術実践教本

「現代魔術大系 5 高等エノク魔術実践教本」。エノク魔術(エノキアンマジック)の入門書。魔術の基本的事項からエノク魔術の実践に必要な情報までが一通り書かれており、この一冊で基礎から実践まで学べるようになっています。エノク魔術に興味のある人にはおすすめです。
【★★★☆☆】【魔術】【エノク魔術】【実践書】

魔導書 ソロモン王の鍵

「魔導書 ソロモン王の鍵」( Amazon.co.jp )。青狼団編著。「ソロモン王の大いなる鍵」の七惑星のタリズマンの作り方や「ゲーティア(ソロモン王の小鍵)」のソロモン72柱の悪魔を喚起する方法(一般的で言うところの「召喚」)を扱っています。しかし、S.L.マグレガー・メイザースやアレイスター・クロウリーの同名の書の邦訳本と言う訳ではありません。紹介している内容はそれらを元に誰にでも簡単に出来るようにした実践方法になります。ソロモン王の大いなる鍵、ゲーティア(ソロモン王の小鍵)を簡単な形式でも良いので実践したいと言う人にはおすすめです。この本には紙製の「儀式用・神秘の魔法円」(一般で言うところの「魔法陣」)が付属していますが、作業中に火を扱う事を考えると紙製の魔法円は危険なような気がします。
【★★★☆☆】【魔術】【初心者向け】【実践書】

  • 第一部 歴史篇
  • 第二部 実践篇
    • 第一章 魔術のメカニズム
    • 第二章 魔術の基本訓練 - 呼吸と視覚化
    • 第三章 ソロモンの大きな鍵
    • 第四章 ソロモンの小さな鍵
  • おわりに
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