アトラス神 【ギリシャ神話】

アトラス神(Atlas)
アトラス神。ギリシャ神話に登場する神。イアペスト神とアシア(あるいはクリュメネ)の息子。世界の西の果てでその双肩に天空を担いでいる巨人。妻はプレイオネ。プレイオネとの間にプレイアデス、ヒュアデス、カリュプソーなどの子供を作る。巨人族の勇敢な戦士であったが、ゼウスとの戦いにティタン神族が敗れたため敗者に与えられる責として天空を担ぐ事になった。ヘスペリデスの園のリンゴを求めてアトラス神の下にヘラクレスがやって来た際にアトラスはヘラクレスの代わりにヘスペリデスの園の黄金のリンゴを取りに行く事になり、その間、一時的にヘラクレスに天空を担がせるが、黄金のリンゴを取って戻って来た後、(ヘラクレスに天空を担がせたアトラス神には再び天空を担ぐ気は無かったが、それに気付いたヘラクレスに逆に騙され、)再び天空を担ぐ事になる。その後、メデューサを倒したペルセウスがメデューサの首を使いアトラス神を石に変えたためアトラス神は天空を支える苦しみから解放された。この石となったアトラス神が現在のアトラス山脈であると言われている。
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