キルケー 【ギリシャ神話】

キルケー(Kirke)
キルケー。ギリシャ神話に登場する人物。太陽神ヘリオスと海のニンフであるペルセイスの娘。アイアイエ島に住む魔女。目をつけた人間の男(あるいは言い寄って来た人間の男)を島に連れて来ては飽きると家畜に変えていた。キルケーはオデュッセウス一行がアイアイエ島に立ち寄った際にオデュッセウスの部下達を豚に変え、更にオデュッセウスも一緒に豚に変えようとしたが、しかし、オデュッセウスがヘルメスから魔除けの薬草モーリュを受け取っていたために失敗。オデュッセウスを豚に変える事に失敗したキルケーはオデュッセウスの言葉に従って部下達を人間に戻した。この事でキルケーはオデュッセウスに恋をし、オデュッセウスもキルケーの魅力に惹かれ、2人は一年間をアイアイエ島で過ごす事になる。オデュッセウス一行はアイアイエ島で一年間暮らした後、再び海へと出るが、キルケーはこの時にオデュッセウスの旅が成功するようにといくつかの助言を行った。
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