オシリス神 【古代エジプト神話】

オシリス神(Osiris)
オシリス神(...しん)。エジプト語名ウシル(Usir,Wsir)、アサル(Asar)。古代エジプト神話の神。天空神ヌイト(ヌト)と大地神ゲブ(セブ)の息子。妻は妹でもあるイシス神。ホルス神の父。世界を支配していたが弟であるセト神に殺害される。その後、イシス神によって復活。イシス神との間にホルス神を作り、以後、死者の世界の王となる。男性的な生産性を司る神。死と復活の神。冥界の王。頭部に2枚の羽毛の付いた白冠を乗せ、緑色(復活する植物の色)、あるいは黒色(エジプトの肥沃な土の色)の肌を持ち、身体を包帯に巻かれた姿で描かれる。手には牧杖と穀竿を持っている。穀物と豊穣の神。ヘリオポリスの九柱神の一柱。オリオン座。
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