心理学関連の本 [ 魔術書ライブラリー ]
人間と象徴 無意識の世界(上/下)
「人間と象徴(上)」( Amazon.co.jp )。「人間と象徴(下)」( Amazon.co.jp )。カール・グスタフ・ユング著他。ユングとユングの弟子達が一般の人達向けに書いたユング心理学の本です。一般向けに書かれているため内容は分かりやすく簡単なものになっていますが、心理学に馴染みのない人には少し難しいところもあるかも知れません。全くの初心者は「後世の人間がユング心理学の上辺だけをなぞって大雑把に纏めた入門用の本」を読み、それからこの「人間と象徴」を読んだ方が良いと思います。
【★★★★☆】【心理学】【入門者向け】
- (人間と象徴 無意識の世界 上)
- 序(ジョン・フリーマン)
- I. 蒸し器の接近(カール・G・ユング)
- 夢の重要性
- 無意識の過去と未来
- 夢の機能
- 夢の分析
- タイプの問題
- 夢象徴における元型
- 人間のたましい
- 象徴の役割
- 断絶の治癒
- II 古代神話と現代人(ジョセフ・L・ヘンダーソン)
- 永遠の象徴
- 英雄と英雄をつくるもの
- イニシエーションの元型
- 美女と野獣
- オルフェウスと人の子
- 超越の象徴
- 注意
- (人間と象徴 無意識の世界 下)
- III. 個性化の過程(M・L・フォン・フランツ)
- 心の成長のパターン
- 無意識の最初の接近
- 影の自覚
- アニマ - 心のなかの女性
- アニムス - 心のなかの男性
- 自己 - 全体性の象徴
- 自己との関係
- 自己の社会的側面
- IV. 美術における象徴性(アニエラ・ヤッフェ)
- 聖なるものの象徴 - 石と動物
- 円の象徴
- 象徴としての現代絵画
- 物にひそむたましい
- 現実からの後退
- 対立物の合一
- V. 個人分析における象徴(ヨランド・ヤコビー)
- 分析の開始
- 初回の夢
- 無意識にたいする恐れ
- 聖者と娼婦
- 分析の発達過程
- 神託夢
- 不合理への直面
- 最後の夢
- 結論(M・L・フォン・フランツ)
- 科学と無意識
- 注
- 訳者あとがき
- 索引