儀式魔術のための準備 [ 魔術の実践 ]

魔術道具を用意する

魔術道具

魔術で使用する道具には以下のようなものがあります。

  • 魔法円
  • 祭壇とアルタークロス
  • ローブ
  • 魔術の棒
  • 魔術の剣
  • 四大元素武器
  • ラメン
  • 王冠
  • 四大旗
  • ランプ
  • 聖水
  • 香炉と香
  • 燭台とロウソク
  • 儀式に合わせた象徴
  • など...

魔術はこれら魔術道具を全て揃えなければ行えないと言うものではありません。究極的には魔術道具など一つも必要とせずに行う事も可能です。ただ、初心者の場合、優先順位の高い道具に関しては出来る限り用意しておいた方が良いと思います。

汎用的な「魔術の場」を作るための道具

以下は汎用的な「魔術の場」を作るために初心者が用意しておきたい魔術道具です。

  • 魔法円
  • 祭壇
  • ローブ
  • 魔術の棒
  • 魔術の剣
  • 香炉と香
  • 燭台とロウソク

魔法円はロープを使って敷く方法が簡単なので、それ用に長いロープを用意しておきます。(床の状態によっては棒(棒で土などを掘って描く)、砂(砂線で描く)、チョークを使って描くと言う方法も選択肢としてありますが、ロープを使う形の方が床の状態を選ばずに魔法円を敷く事が出来ますし、設置、片付けも簡単なのでお勧めです。)

祭壇は自分の腰の高さ程度の長方形の箱、出来れば二重立方祭壇を用意します。

「魔術の剣」は短剣(※)でも構いません。短剣の方が長剣をよりも簡単に用意出来ると思います。(※四大元素武器の短剣とは別です。)

香は行う魔術に合わせて用意するか、分からなければ乳香(汎用)かアブラメリン香(万能)を用いるようにします。(乳香は一般的な香であり、こちらの方が簡単に用意出来ます。)

儀式に合わせた専用の道具を用意する

儀式によってはシジルやタリズマンと言ったそれ専用の道具を必要とする場合があります。この内、必須の道具に関しては用意しておくようにします。(難しい場合は代替品を用意します。)

専用(とは一概に言えないのですが)の魔法円を必要とする場合もありますが、これは汎用的なものでも済ませる事が可能です。

物理的な「魔術の場」を作る

魔法円を設置する

ロープを使って円形を作ります。これは1重でも構いませんが、最初は2本のロープを使った2重円の方が良いかも知れません。

円形だけの魔法円は汎用的で最も簡単な魔法円だと言えますが、余力があれば儀式象徴に合わせた魔法円、汎用的な更に複雑な魔法円、(あれば)専用の魔法円を敷いても構いません。この場合、ロープは不向きなので別の方法で描くようにします。

魔法円は「儀式開始前に内側に入って閉じるもの(作成時に閉じた場合は入る時に開き、入った後に閉じる)」と言う考えもあるようですが、ここで敷いた魔法円は単なる物理的な円であり、そう言った事を気にする必要はないと思います。儀式が始まれば祓いも行いますし、円はこの段階で閉じ(ロープであれば結び)、以降、閉じたままで問題ありません。

祭壇を設置する

魔法円の中央かやや東よりに祭壇を設置します。祭壇に正面がある場合は正面を東側に向けます。

あればアルタークロスを祭壇の上に敷きます。

香炉、燭台を祭壇の上に配置します。

その他

四大旗や柱を用いる場合はそれを設置します。

沐浴してローブを身に着ける

沐浴してローブを身に着けます。

沐浴を行う

水で身を清めます。これはお風呂に入るだけでも構いません。お湯の温度は温めの方が良いと思います。

言葉(例えば「詩編51」の一節など)を唱えながらと言うのもありますが、沐浴時の言葉はなければなくて構いません。

ローブを着る

沐浴を終えたらローブを身に着けます。

こちらも言葉を唱えながらと言うのもありますが、なければなくて構いません。

儀式開始まで安静に過ごす

沐浴を終えたらローブを身に着けた後は儀式の開始まで安静にして過ごします。

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